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Monday, February 01, 2010

「新陳代謝再考」と「医療機関の最小限の床暖房」

この1,2月を無事元気に乗り切って、改革を忌避する輩に再挑戦しましょう 




この国この地域では寒いのは、たった1,2月の短期間だ。しかしながら、我々体力や抵抗力が弱った入院患者にとっては、ありきたりの暖房では、多々感染症に冒され、生命を落とす。一部分でも床暖房にして欲しい。

先日、背後から転び、オイルヒーターのフィンに頭をぶつけ出血したので、びっくりして生れて始めて、救急車を呼んだ。病院は江南厚生病院だ。数日後に抜糸のために再度この病院を訪れた。

ありきたりの暖房は施されているが、到底この程度では、体力及び抵抗力が弱った病人、高齢者、特に入院患者の生命維持には十分ではない。
特に、高齢者で入院を余儀なくさせられた者にとっては、冷ややかな部屋に閉じこまれて、「もうそろそろ死ね」と言わんばかりである。「死への切符」を渡され、この世界との決別を引導されたと同じだ。

この国この地方では、確かに寒いといっても1月2月だけである。しかしながら、我々これ等の方々にとっては、この短い2ヶ月を過酷な寒さに晒されるのは、物理的肉体的に到底耐えがたく、多くは為に入院中に感染症に冒されて命を落とす。
断じて見過すことが出来ぬ、緊急性及び不可避的課題だ。
何故、例え5室でも良いので、床暖房の入院室を設けて、老人の入院患者に適切に対応しないのかと、設置者厚生連幹部の良識を疑い、激しく怒りを覚える。




厚生連病院の一群は、「地域住民と血の通った医療行政」を展開し、「入院者の生命、延命措置」にあらゆる手段を講じて欲しい

そもそも、厚生連の病院は、遍く県下の市町村、地区、部落に根を下ろしている、農協出資の母体であって、地域住民の健康維持管理、疾疫治癒に主点を置く。地域住民との密着性に主眼を置く。
換言すれば、難病に際した罹患者は、対象外であり、誰もが世界の医学に追従する医療技術を求めていない。
その代わりその分、これ等一連の病院は、「地域住民と血の通った医療行政」を展開せねばならぬ。
詰り、不二の人の生命を尊厳して、あらゆる手段を講じて、延命措置に尽力せねばならない。
当然の事だ。




日本民族は、そこそこ繁殖力に長けた民族であるが故に、「新陳代謝」が必要であるといった誤った観念論が、昨今あちこちで台頭している。忌々しき最悪の兆しだ。

厚生省行政に於いては、盛んに「タバコは健康に害があるので禁煙を薦めている」。しかしながら、この元凶をなす、ニコチン、タールの含有量に関しては、全く無頓着であり続けている。何故、諸外国に追随して、もっともっとこれ等の含有量が少ない種類のタバコ品種を多く製造発売しないのかと我輩は不思議でならない。
世界の7不思議といっても過言ではない。

この根底に、日本人は、総ての体の部位が、そこそこで、長寿に適した体質なのだから、微に入り細に入りした綿密な工夫して迄して延命を計るべきではないとか生命力繁殖力がそこそこ強い民族であるので、むしろ「新陳代謝」こそ計り、次世代の若い世代に子供をもっと多く産んで貰って、老人ばかりの社会構成は計るべきではないと言った誤った危険思想回路が、あちこちで潜在し、蔓延し始めているとすれば、之こそ社会問題とすべき大問題だ。

この様な誤った「新陳代謝」の思想は、政界に於いても、谷垣自民総裁によって、顕著化して、之が一律的、紋切り型に「70歳議員定年制構想」を惹起している。忌々しき問題で断固払拭せねばならない。




彼等に共通して断言できる事は、自分達の職業の他、地域、国家には実に多くの職業があるこの事実をご存知でない。

処で、旧国鉄名古屋病院「現名古屋セントラル病院」では、全館床暖房が、施されていており、正にこの最厳寒月に於いても、足元から来る温かさでポカポカで、老人の入院患者といえども、感染症に冒されて命を落とす確率、事例は、殆ど無い。
女性の事務員さん達は、30歳過ぎの既婚者の方々も、ミニスカートで何等寒さに問題なく、職場は極めて明るく健康的で生き生きしている。

詰る所、私が思うは、この厚生連幹部も現政権鳩山なる人物も、この狭い北尾張地方でも日本国内でも、色々な種種雑多な職業があるこの現実を把握していない。だからこそ平気の平左で、かかる医療行政、国政にはばからないのだ。
更に展開し詳説すると、適当に冷暖房された病院内での先生、技師、薬剤師、事務員さん達ばかりが、ここの職業ではなくて、常に現役時代にクレーンオペの私と共に働いてきた、阪大、名大、名工大、岐大の工学部土木科卒の現場監督さんも一職業だ。戸外現場で、猛暑の中でも今時の厳寒期にも仕事を遂行せねばならない。
事肉体的負担だけに限定して考察しても、病院内就業者群とは比肩出来ない大きさだ。彼等が若かりし高校時代に例えばもし薬剤師、歯医者へのコースの大学を志していたならば、左の小指でも軽々クリア出来た事誰もが認める有能者である。
須く、人間多くの負担を長く担い続ければ、如何なる優秀な人物でも枯渇時がより早く到来する。
その他実に多くの職業がこの地でも厳存する。

江戸っ子育ちの鳩山さんは、サラリーマンたる者は、定時に登社し与えられた就業を全うして、定時に退社すれば、之を労働提供と解して、給料を貰って当然と看做す。自分達の就業を通して、会社が儲かろうが傾こうがこの現実は問題外、別問題とする。日航の赤字経営も一好例に入る。
米国では、嘗ての花形職業、パイロットも厳しい現実に直面して、彼等は飛行場敷地内に、寝泊り、炊事、洗濯、便所付きのトレーラーを招致して、時には食事は出前で済ませて以って、嘗ての豪華なマンション賃貸費を切り詰めて、減額支給に長きに渡り対応して来た。この国と乖離が大き過ぎる。

以上前記のお二方は、共通している。




我々地方人は、野生動物の知恵に見習って、この期は冬眠して己の生命維持には、自分自身で守ろう!

ふんだんに生コン、鉄骨を使い、周りはアルミサッシの窓で囲えば、大きな体積の空間を一応見た目には、壮大にして美しい病院建物は確保した感に見える。
今一度、機能性の観点に立って、この建物の中の主人公は誰なのかに思いを馳せて頂きたい限りだ。
これを設計した阿呆者の顔を私は見たい。

野生の動物は、熊でも狐でも狼でも生活の知恵から、穴を掘って今は冬眠中だ。私達地方人は、何世紀にも亘って餌付けに慣れてしまった東京人、首都圏人と違って、自分で餌を探す野生動物に見習って、自分の生命は自分自身で最善を尽くして守らねばならぬ。



どうして儒教精神を無視する者が、キリスト精神文化をこの国へ導入し、消化出来ようか?出来る筈が無い。

「冬来りなば春遠からじ」。3月に又会いましょう!お元気で!
全国民の圧倒的多数を占める、正直、真面目、勤労を尊ぶ、公立高経由の皆さん!
適材適所を実行して、露と共に最強軍団の米のCNNの皆さん!
この国のあるべき教育制度の志向性を明確に提示している英のBBCの皆さん!
経済、学問、スポーツ、芸術で突出した国、如何にしたら自国をよりパワーフルにするかを会得されている独の皆さん
この国に、93制教育制度を見るまでは、あらゆる手段を講じて行く手を阻む物を払いのけて、手に手をとって助け合いながら「改革に向かって」前進し続けましょう。

転載、借用等一切の引用を禁ず
小澤成次

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